ずっと隣で

40代終わりに出逢って好きになった彼とのことを残しておきたくて。お互いに既婚でしたが、彼は先に独りになり、『私の席と居場所』を用意してくれました。彼の隣で生きる日までの正直な思いを綴ります。

彼の気持ち、私の思い

クリスマスデートは彼と合流したあと、彼から


『プレゼント、欲しいもの一緒に買いに行こう』といわれデパートまで歩いて行きました。でも彼は『いや、やっぱり一人で行ってくる、ここでちょっと待ってて』と一人で行っちゃいました。


15分ほど待っていると、ジュエリーショップの紙袋を持った彼が戻ってきました。予約時間も近づき、そこからお店に。


珍しく予約してくれたクリスマスデートのお店は、お箸で食べるフレンチのお店でした。

そこでの会話は


『こうしてクリスマスとか一緒に過ごせるのって今年最後かもしれないね。来年は異動してるでしょ?』


「早ければ3月に異動するかもしれないけど、最後とか別にないよ。俺が来るか、蒼空が来れば同じこと。それよりついてきたらいい。」


『笑っ本気か、冗談かわからないこと言うね。それはあまりにも現実的に無理よ』


『本気で言ってる。居場所も戸籍も空けて待ってるから。』


彼のお家は成人した息子さんが二人、中学生の娘さんが一人。

私は大学院生の娘が一人。


私は夫と10年近くレスだけど、仲が悪いわけではなく、いわゆる家族であり、子育ての同志。


彼は単身赴任が長いから、離れて暮らしているとはいえ夫婦仲については話したことがなく....なんだか今更、どうなの?とも聞けないような。


だからといって、そんなすぐに離婚話なんてするような訳ないし。


どうしよう。

これは、私自身への問いかけ。離婚、再婚なんて全く考えてみたことなかったのですから。


彼と出逢ってから大好きでも、これはいつか必ず終わる恋だから。だからこそ、一生懸命愛していたいと思ってきたのです。


でも彼は異動が近いものとなり、多分本気で私のことを考えてくれたんだと思います。

態度が変わったとまでいかないけれど、何となく前とは違う何かを感じるのです。


30日に逢うのが年内最後。年明けは何とか3日に初詣の予定です。


彼の本気をきちんときいて、私の気持ちを固めよう....年の瀬に考えています。


本日も読んで下さりありがとうございます。