ずっと隣で

40代終わりに出逢って好きになった彼とのことを残しておきたくて。お互いに既婚でしたが、彼は先に独りになり、『私の席と居場所』を用意してくれました。彼の隣で生きる日までの正直な思いを綴ります。

積み立て鉢と旅行

昨日は彼と念願のおでん屋さんへ


年末から何度かチャレンジしては予約満席で入店叶わず....


やっと美味しく食事できて二人とも満足できました。


彼 「こないだ蒼空ちゃんが言ってた○○、いつ行こうか?」


○○とは有名なリゾートホテル。以前から雑誌やテレビでも何度も紹介されていて、一度行ってみたいということを、先日彼に話していました。


「いつでもいいけど、手術のこともあるから休みがうまくとれるかどうか次第かなー」


彼「そうか、蒼空ちゃんがいいときに。いつでもいいよ、俺は。そういえば、今、小銭貯金始めてて。」


彼にプレゼントしたお財布は小銭入れがあまり入らないタイプで小銭を持ち歩くのをやめたらしいのです。出勤前に大きめのお鉢に小銭を入れるのを習慣にしているそう。


その話をきいて、私も彼の部屋に行ったら1000円を入れることにしました。

彼は笑って「何だそれ?積み立てのつもり?」と言いました。


「結構すぐにそこそこの金額たまりそうね」


それから彼の部屋に行くと、テーブルの上にかなりの小銭が入ったお鉢が。


早速、1000円入れました。

二人の未来の為....というと物凄く大袈裟だけど、一緒に何かする為にお金を貯めるって行為が、とても嬉しくて温かい気持ちになりました。


お鉢に無造作にお金が入っているから、なんだかお賽銭みたいで、おかしな光景ではあるけれど、とても愛しく思えました。


本日も読んで下さりありがとうございます。