ずっと隣で

40代終わりに出逢って好きになった彼とのことを残しておきたくて。お互いに既婚でしたが、彼は先に独りになり、『私の席と居場所』を用意してくれました。彼の隣で生きる日までの正直な思いを綴ります。

叶うように

今日は彼とデートでした。


懲りない二人はこの期に及んでも予約もせず....数件のお店にお断りをされ、どうにか料理屋さんに潜り込みました。


ちょうど1年前の同じ時期のデートで、彼から「この1年の10大ニュースは?」ときかれ、旅行や花火などの一緒の出来事をあげました。


彼は「違うよ、こうして二人でいることが1番のニュースでしょ」となんだかズルいことを言われました。


その話をしていると、彼が「来年、どうしてもやりたいことがある」と話始め....


彼は以前、富山に赴任していたことがあり今でもその当時のお仲間と年に1度は集まって飲みます。近くに出張のときにも調整して寄ることも。


あちこち赴任しているけれど、異動してからもお付き合いがあるのは富山だけみたい。


「来年、一緒に富山に行こう。仲間に紹介したい。」


「それ、大丈夫なの?お仕事関係の方もいるでしょ。まずいんじゃないの??」


「俺の一番大切な人で将来一緒にいる人って紹介するから。大丈夫、よく見つけたって皆ほめてくれる。」


その自信はどこから出てくるのか意味不明ですが、具体的な日程まで提示されたのできっと行くことになりそうです。


現実的にはとても難しいことで、具体的に考えると泣きそうな気持ちになるけれど、彼は本気で『いつかの約束』を叶えるつもりのようです。


その話の時に「叶えるって漢字は十回、口に出すって意味で、何度も何度も唱えると叶うんだよって昔、おばあちゃんが教えてくれた」と彼に話しました。忘れていたのに、急に思い出したので。


今日、彼と別れて家に着いてからメールすると、「もう9回唱えた」と返信がきました。


やっぱりずっと一緒にいたい....そんな夜です。


本日も読んで下さりありがとうございます。